H&M とグレン・マーティンスがコラボコレクションを発表
〈H&M〉のアーカイブデザインへのさりげないオマージュが特徴的
〈H&M(エイチ・アンド・エム)〉が、2004年より毎年行っているデザイナーコラボレーション。この度、2025年のコラボレーションとして、ベルギー・ブルージュ出身のデザイナー グレン・マーティンス(Glenn Martens)とパートナーシップをが発表された。
マーテンスが記者会見で「Y/Projectへのラブレターのようなもの」と表現したこのコレクションは、〈H&M〉のアーカイブデザインへのさりげないオマージュを特徴としている。加えて、彼は「Y/Projectへの別れの歌を捧げ、単に戸棚にしまい暗闇で消えゆくのではなく、特別な祝祭の時を与えようと思ったのです。そこでH&Mとのコラボレーションに創造的なひねりを加えようと考えたのです」と語った。
本コレクションには、ウィメンズ、メンズ、ユニセックス、アクセサリーといった全57型を展開。制作にあたってマーティンスは、〈H&M〉が誇る豊かなアーカイブを徹底的に掘り下げ、シグネチャーのTシャツからチェックシャツ、ジーンズまでを精査した。定番を新鮮かつ意外性のあるフォルムへと再解釈し、トロンプルイユ(だまし絵)のテクニックやカスタマイズを加えたほか、箔加工やワイヤー入りのピースも登場。着る人によって、自在に造形を変えられる仕様となっている。
「自分のデザインプロセスはかなりコンセプチュアルだと知られていると思う。既存の何かから出発し、そこに概念のひらめきを重ね、最後はあえて“ぶっ壊して”、要はひっくり返すのが好きなんだ」と彼は付け加えた。
〈H&M〉のクリエイティブ・アドバイザー アン=ソフィー・ヨハンソン(Ann-Sofie Johansson)は、次のように語る。「これは、私たちが手がけてきた中でも最もクリエイティブなコラボのひとつだと心から思う。マーティンスは類まれな才能を持つラディカルな思考の持ち主で、今回のデザインはアーキタイプ(定番の型)や毎日服を着るという行為の本質そのもので遊んでいる。キャンペーンも本当に特別で、アイコニックだ」。
このローンチに合わせたキャンペーンはマーティンスらしさ全開で、英国流のウィットとシニカルなユーモアを効かせている。クラシックな家族写真を再解釈し、ジョアンナ・ラムレイ(Joanna Lumley)とリチャード・E・グラント(Richard E. Grant)が、躍動するコレクションのムードを体現する風変わりなキャラクター陣とともに出演する。
〈H&M〉x グレン・マーティンスのコラボコレクションは、10月30日(木)より『H&M渋谷』『新宿店』および公式オンラインストアにて限定発売される。



















