リトル・シムズが待望のニューアルバム『Lotus』をついにリリース
ユセフ・デイズやサンファらも客演で参加
フジロックへの初出演も決定し話題となっている、英ロンドン出身のフィメールラッパー リトル・シムズ(Little Simz)が、待望のニューアルバム『Lotus』をリリースした。
全13曲からなる『Lotus』は、リトル・シムズがこれまでで最も親密かつ正直な形で、自身の内面世界を音楽として表現した作品。本作は、プロデューサーをマイルズ・クリントン・ジェームズ(Miles Clinton James)が担当しており、パンクからジャズ、ソウルからサンバまでさまざまな音楽ジャンルを融合させた、ウィットに富んだ内容となっている。また、ユセフ・デイズ(Yussef Dayes)、サンファ(Sampha)、マイケル・キワヌーカ(Michael Kiwanuka)、モーゼス・サムニー(Moses Sumney)、ムーンチャイルド・サネリー(Moonchild Sanelly)といった、豪華なコラボレーターの参加も本作の大きな魅力だ。
リトル・シムズにとって“Lotus”というタイトルは“再生”と“成長”を象徴するもので、進化し続ける彼女のアーティスト性と、人生のさまざまな局面を巡る様子を反映したものに。加えて、各シーンでそれぞれ彼女が感じた、愛の優しさ、裏切りの痛み、恐怖の麻痺、自己疑念の深淵、突破と解放によって差し込む光など多種多様な感情が散りばめられている。
さらに、リトル・シムズは、今年で第30回を迎える今月開催の現代音楽フェスティバル「Meltdown」のキュレーターを務めることでも注目されている。彼女は、これまでにキュレーターを務めたデヴィッド・ボウイ(David Bowie)やデヴィッド・バーン(David Byrne)、リー・スクラッチ・ペリー(Lee Scratch Perry)、パティ・スミス(Patti Smith)、マッシヴ・アタック(Massive Attack)など錚々たる面々の中に名を連ねており、ジャンルの壁を超える画期的なラインアップを編成している。
リトル・シムズ待望のニューアルバム『Lotus』は、6月6日(金)に世界同時リリース。なお、国内盤CDには、解説書と歌詞対訳が封入されており、LPは通常盤(ブラック・ヴァイナル)に加え、限定盤(エレクトリック・ピンク・ヴァイナル)と『タワーレコード』限定盤(ミッドナイト・ブルーム・ヴァイナル)も発売される。

















