soduk 2025年秋冬コレクション
“日常に寄り添うリアリティ”を軸に繊細なデザインのプロダクトを展開
2018年にスタートした、工藤司によるウィメンズウェアブランド〈soduk(スドーク)〉が、2025年秋冬コレクションを発表した。
本コレクションでは、“日常に寄り添うリアリティ”を軸に、ブランドを象徴するリボンディテールや、こだわりのカッティングなどを落とし込んだ、繊細なデザインのプロダクトを展開。注目すべきは、工藤氏が以前から注目し、直接オファーを行ったフランス人アーティスト アンドレ・ドレインヌ(André Derainne)の犬のグラフィックを刺繍したキャップや、これまでも同ブランドのグラフィックを多数手掛けてきたmoriodeguchiによるお皿とピザのアートが印象的なパワーネットトップスなど。また、春夏シーズンに引き続き、大阪の『Essential Store』が運営する生地屋/手芸屋「yuge fabric farm」のデッドストック生地を活用したシャツなど、さまざまな年代の希少な生地をアップサイクルしたプロダクトもラインアップする。
本コレクションのビジュアルは、国内外で女優/モデル/デザイナーとしてマルチに活躍する水原希子をモデルに起用。写真は、静謐な視点で日常を切り取る写真家 ホンマタカシによる撮り下ろしとなっている。ビジュアルでは、〈soduk〉が大切にする“極端に着飾らない”美しさや着心地の良さが、水原氏のありのままの存在感と重なり、しなやかに表現されている。撮影は、神楽坂の地で30年以上製本を続ける『望月製本所』と、印刷や製本を通して新たにアーティストの本質を写し出すギャラリー『写場』で実施。印刷と製本の街として栄えてきた歴史と、新たなアート体験を生み出す空間が、今季の同ブランドの世界観を映し出している。
ブランド:soduk
シーズン:2025年秋冬




















