Streetstyle : パリ・ファッションウィーク 2024年春夏
予想不可能なパリの天候に対応すべく、カジュアルなレイヤードスタイルが主流に
9月25日〜10月3日（現地時間）にかけて、2024年春夏シーズンのパリ・ファッションウィークが開催された。今季は、9月にクリエイティブ・ディレクターの退任を発表したサラ・バートン（Sarah Burton）による〈Alexander McQueen（アレクサンダー・マックイーン）〉のラストショーをはじめ、〈MANI（マルニ）〉のカラフルで華やかなテーラードスタイル、時代の先駆者となった女性たちに焦点を当てた〈Saint Laurent（サンローラン）〉など、心に残るショーが数多くお披露目された。本稿では、そんな活気に満ちたコレクション会場や、フランス・パリの街に集結したファッショニスタたちによる最新ストリートスタイルをお届けする。
9月〜10月の予想不可能なパリの天候に対応すべく、ショー来場者たちの間ではカジュアルなレイヤードスタイルが主流に。なかでも、ブラックレザー製のトレンチコートにレースアップのディテールが特徴的なレザーパンツを合わせたパンキッシュな着こなしや、細めのブラックネクタイとホワイトのシャツのかっちりとした装いをショートパンツで外したスタイリングなど、モノトーンでまとめ上げつつも、シルエットや素材感で他との違いを見せつけたスタイルが特に目を惹いた。一方で、カーディガンとニットベストは、コーディネイトの主役となるビビッドなカラーリングが人気であった模様。ボトムスには、フラワーモチーフをあしらった派手やかなデニム、チェッカーボードパターンのレギンスなどが合わせられ、会場を華やかに彩っていた。
フランス・パリの最新ストリートスタイルは、上のフォトギャラリーでチェックしよう。
