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新星ウィメンズブランド COOME のディレクターを務める Ito Kaho にフィーチャー | On The Rise

菊乃とともにディレクションを行う彼女にインタビューを実施

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新星ウィメンズブランド COOME のディレクターを務める Ito Kaho にフィーチャー | On The Rise

菊乃とともにディレクションを行う彼女にインタビューを実施

次世代を担うデザイナーやアーティスト、ミュージシャンといった若きクリエイターたちにスポットライトを当てる連載企画 “On The Rise”。第17回目となる今回は、東京発のウィメンズブランド〈COOME(コーメ)〉を菊乃ともにディレクションするIto Kahoをフィーチャー。

2022年2月に菊乃のディレクションによりスタートした〈COOME〉は、何シーズンかを経て2024年春夏シーズンより菊乃のアシスタントを務めていたKahoが本格的に参加。ブランド設立当初から一貫して、ベーシックなデザインでありながらも、女性らしさを感じさせるシルエットやディテールを備えたエフォートレスなアイテムを展開。同時に展開されているルックでも気張ることのないリラックスした雰囲気を演出するなど、“リアルクローズ”なスタイルを提案している。

今回『Hypebeast』および『Hypebae』では、Kahoが普段から親交の深いハンバーガーショップ『Golden Brown』にてインタビューを敢行。〈COOME〉の立ち上げから、ブランドの運営について、Kahoと菊乃の関係性、2025年春夏シーズンのデザインプロセス、これから目指すブランド像までを語ってもらった。


Hypebeast:まず、COOMEの立ち上げから現在のコンセプトについてを教えてもらえますでしょうか?

Kaho:2022年の2月から、本格的にウィメンズブランドとして立ち上がったブランドです。ディレクターは、私の師匠である菊乃が担当しています。彼女が立ち上げから基盤を作ってくれていたので、そのムードを私が継承しつつCOOMEというブランドを自分なりに再解釈して、より良いブランドにできるよう運営しています。

ブランドとして理想とする女性像は、私が最も尊敬している師匠の菊乃が近いように感じていて。具体的に挙げると、自立していて、洋服に限らず、自分の生活の中で何を食べるか、どこに行くか、誰と一緒にいるかをしっかり意思を持って選択できるような人。また、レディでセクシーな一面もありつつ、いい意味でラフさを感じられる──強いけれど、どこか儚くて脆い印象のある女性を理想像として掲げています。


Kahoさんは幼い頃からどういったカルチャーに触れてきたのでしょうか?

小学校低学年くらいのときから、洋服自体には興味がありました。お母さんがもともと美容師をやっていたので、お店についていって雑誌を読ませてもらったことがきっかけですね。幼いながらに、そのときから人と違う服が着たいという気持ちがあって。本格的に服を好きになったのは高校生のとき。男の子が主人公の昔の洋画をよく見るようになって、そこに憧れて古着屋さんで同じ年代の服やデニムを探し始めてから服の魅力にハマっていきましたね。特に、Levi’s®のデニムが大好きで。そのときは高校生なので高い服や古着は買えなくて、でも「将来自分で稼いで絶対に好きな服を買いたい」なんて考えていました。

Kahoさんが菊乃さんと一緒にCOOMEを運営することになったきっかけを教えてください。

私は、2020年7月から師匠の菊乃のアシスタントとして師事させてもらっています。COOMEが始まってからは、その一環としてブランドに関わるアシスタント的な役割も担っていました。本格的に加わることになったのは、2023年秋冬コレクションから。そのシーズンのルックの撮影日と菊乃の海外出張期間が偶然被ってしまい、撮影のディレクションを初めて任せてもらったんです。初めての経験だったのですが、冬の夜の撮影で吹雪いてしまったなかで、自分なりに試行錯誤で進めていきました。そのときは、同年代のクリエイターたちと、ひとつのものをしっかり作り上げたいという気持ちでいっぱいで。ルックの本データが上がってきたときに、褒めてもらって、すごく嬉しかったのを覚えています。その後頑張りを見ていてくれた師匠の菊乃が、2024年春夏シーズンからはデザインやディレクションの面でも参加しようと言ってくれました。

2024年春夏シーズンからは、菊乃さんとどのように連携を取りながら進行していますか?

まず最初に、私がCOOMEの次のシーズンのムードやコンセプトを決めるためのリサーチをします。それをもとに、菊乃と具体的なアイテムをどうするかなどの打ち合わせ重ねていきます。菊乃に最終決定でGOをもらったら、本格的に動くといった流れで基本的には進行していますね。菊乃は、ディレクション兼監修といった役割を担ってもらっています。

ブランド全体のインスピレーション源があれば教えてください。

インスピレーションは、自分自身の日常や普段の生活の中にあると感じています。COOMEの服は、気合いを入れてお洒落をしたい日からあまり気張らずにいたい日まで、いつでも着たいと思うような服でありたいんです。また、私自身、シンプルだけど人とは違うものが着たいというわがままな気持ちをずっと持っていて。なのでそこに着想し、その気持ちに応えてくれるようなデザインやムード作りができるよう常に意識しています。

次に、最新のシーズンとなる2025年春夏コレクションのコンセプトを教えていただけますか?

これというコンセプトはあまり掲げていません。ですが、今シーズンはブランドとして原点回帰のような、すごく大事なシーズンになったと思います。というのも、今季は立ち上げ前から“このブランドをどうしていけばいいのだろうか”と行き詰まってしまっていたんです。まずはそれを解決しようと、菊乃と一緒にCOOMEはどんなブランドだったのか、どんな子たちが支持してくれているのか、どういうブランドにしていきたかったのかなどを毎日考えました。その結果、原点回帰ではありながらも、今までよりも少しパキッと雰囲気を変えた、挑戦的なコレクションになったと思います。


具体的には、これまでと比較してどのような変化を加えたのでしょうか?

今回は、特に着心地やシルエットに徹底的にこだわりました。例えば、この柔らかいストレッチ素材(*上の投稿の紫色のベアトップの素材)は、スカートやトップスで何型も同じものを使用しています。スカートは、ヒップのラインが綺麗に見えるように制作していて。それと、COOMEのアイコンでもある、ウィメンズならではのシルエットのタイトなスウェットアイテムも。これらは、主張しすぎないけれど、あると嬉しいディテールをいくつも取り入れています。どんなボディタイプの人でも、その人のありのままのスタイルが美しく見えるようこだわってデザインしました。

デザインするにあたって、なにか参考にしたものやインスピレーション源となったものがあれば教えてください。

特に今回は、さまざまな体型のモデルさんをルックや着用画に載せている海外のブランドのウェブサイトやSNSを参考にしました。これは私のいち意見ですが、日本の女の子は自分の体型にコンプレックスを抱えている子が多いような気がしていて。ですが、やはりCOOMEは、ブランドとして型にはまることなく、その人自身がどんな体型でも美しいということを体現していきたい。なので今回はそれらを着想源にし、マインドまでヘルシーになれるような見せ方を研究しました。

それでは、今季のKahoさんが特に気に入っているアイテムをいくつか紹介していただけますか。

まずご紹介したいのが、先ほどもお話ししたストレッチ素材で制作したスカートです。これは、菊乃と一緒に、ロングスカートにどういったディテールがあったら自分が着たいと思えるか、女の子たちがときめくかといった視点でデザインを考えました。このヒップ部分のギャザーは、すごくお気に入りです。お尻がきゅっと上がるのと、伸びる素材なので、どんなボディタイプの子でもヘルシーに、でも少しセクシーな雰囲気で着ることができるんです。あとは、最後に追加した裾のスリットも、動きやすくて嬉しいポイント。カラー展開は、レッドとネイビーの2色ですね。レッドは挑戦的ではあったけれど、結果的にCOOMEらしいカラーになりました。ネイビーは、トップスとセットアップでも着用できます。

次に、スウェット。これはかなりアイコニックなアイテムで、最初のシーズンから毎回出しているものになります。毎シーズンずっと同じ型を採用しているわけではなく、今回はきれいめな形で作ってみました。自分もですが、COOMEを着るみんなもときが経つに連れてムードが変わっていくし、それにあわせて着たいものも変わっていくと思うから。その気持ちを反映して、毎シーズン改良を重ねています。特徴は、股上がこれまでと比較して少し浅いのと、お尻がもたつかないようなシルエット。横から見てもストンと落ちるようになっていて、足が綺麗に見えるようにしています。それと、その場で消費されず長く着てほしいという思いもあるので、着心地のいい生地選びにもこだわりました。

3つ目は、フーディーです。これも何度かリリースしているんですが、毎回少しづつパターンを変えています。今季は、肩を若干落として、着丈も少しだけ短くしました。ジャストフィットでありながらも、コージーな気分で着れるように。スウェット類も、人と違うデザインが落とし込まれているものがいいなと自分自身で思うので。これも、モチモチで肌触りのいい生地を使っています。


TシャツのグラフィックはKahoさんが考えているのですか?

グラフィックは、私の幼馴染かつ大切な友人であるjackpotのYujiiiwadaくんに毎シーズンお願いしています。毎回そのシーズンのムードと私が考えてることを伝えて、彼がそれを汲み取ってグラフィックを制作してくれるという流れです。今回はクラシックでありながらも、今までのCOOMEとは少し異なる主張の強すぎないデザインにしたかったんです。なので、全体的に細めの線で描いてもらったほか、よく見るとラメプリントになっていたりと、さりげなく可愛いグラフィックに仕上げてもらいました。

3月には、ハンドメイドニットブランドであるAllergyとのコラボレーションバッグを発表していましたよね。

Allergyとのコラボレーションは、COOMEとしては初のコラボなので、すごく思い入れがあります。ずっと、誰かとコラボレーションをしたいという気持ちはあったんです。ですが、一緒にやる人はしっかり選びたいとも思っていて。Allergyのディレクター兼デザイナーのリカちゃんは、元々友人として仲良くしていました。彼女とはすごく価値観があうし、お互い日々感じたことを共有することも多くて。そういった会話をする中で、私たちが経験し共有してきた感情をなにか形にできないかというふたりの思いから始まりました。

そこからどのようにコラボレーションが実現したのでしょうか?

Allergyは、ハンドメイドということもありすごく温かみのあるブランドだと思っていて。また、COOMEもただ消費されるようなものではなく、見た人や着てくれる人たちの心に残るようなアイテムを展開しています。なので、それぞれの良さを活かしつつ、ふたりらしい感情を表したコラボアイテムを出そうということで話しあいを重ねました。たくさんリサーチも重ねて、こういうのがあったら私たちが可愛いなと思う形でニットバッグを作ろうと決めたんです。それと、ここ最近、私とりかちゃんはこれまで努力したり、関わる人たちにしてきたことがいい形で返ってきていることが多かったので、それらへの感謝の意味も込めて“BOOM BAG”という名前をつけました。よく見ると、形もブーメランみたいですよね。

最初におっしゃっていた、“おふたりの感情”はどう落とし込まれているのですか?

このバッグは3色展開なのですが、それぞれのカラーに3つの感情を落とし込みました。私たち、表向きは「なんでもやります」という“強い女性”のようなイメージがあるので、そのタフさやクールさを表したブラックが1色目。2色目として、そういった“強い女性”というイメージを脱ぎ払って、“自然体の自分でありたい”という感情は、ナチュラルなカーキで表現しました。そして、やはり女性として“誰かに甘えたりもしたい”という素直さや繊細さは、3色目のペールパープルに変換しました。これは、COOMEらしいカラーでもありますね。

ありがとうございます。最後に、これからCOOMEをどのように展開していきたいかなどの展望があれば教えてください。

いちアパレルブランドではありつつも、ライフスタイルの一部として溶け込んでいけるようなブランドであり続けたいと思っています。COOMEはシンプルなアイテムが多いので、謙虚ではありつつ存在感のあるブランドとして、認知してもらえるようにしっかりやっていきたい。それと、COOMEは私と菊乃だけではなく、着てくれている方々はもちろん、周りのひとたちの想いに支えられているブランドだとも思っています。なので、みんなの想いや期待に応え続けて、一緒に成長できるようなかっこいいブランドでありたいです。


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この記事は英語からの自動翻訳です。
テキスト
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Jack
インタビュアー
Rina Sugo / Hypebeast
Special Thanks
Golden Brown
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