SZA が Vans 史上初のアーティスティック・ディレクターに就任
キャンペーンの監修やシューズ/アイテムのデザインまで担当
世界的なアクションスポーツフットウェア&アパレルブランド〈Vans(ヴァンズ)〉は、ブランド史上初のアーティスティック・ディレクターに、グラミー賞受賞歴をもつアメリカのR&Bアーティスト SZA(シザ)が就任したことを発表した。
SZAはアーティスティック・ディレクターとして、〈Vans〉の今後のキャンペーンの再構築と監修を担当。さらに、新たなアイテムの開発や、彼女ならではの自由で個性的なスタイルに合ったシューズを含む、限定プロダクション・コレクションの共同制作・デザインも手掛けていく。SZAはこれまでスニーカーデザインの経験はないが、「革新的なデザインでありながら手頃な価格」の製品の提供を目指し、エリート主義的ファッションからの脱却を計るという。また、彼女はスケーターではないものの、〈Vans〉に根付く「コミュニティ精神」や「粘り強さ」といった文化を深く尊重しており、その精神を自身のコレクションにも反映させたいと語る。スコットランド高地で撮影されたデビューキャンペーンは、自然と人間らしさへの回帰を表現した。
SZAは同職の就任に際し、次のような声明を発表。「Vansを履くと、私は自由を感じます。Knu Skool(ニュー・スクール)や他のスタイルを何年も愛用してきましたし、Vansの持つ精神性には昔から共感していました。アーティスティック・ディレクターとしての私の使命は、“喜び・コミュニティ・創造性・ファッション”が相互に関連していることを示すことです。人間性、文化、つながりこそが私たちのアクセスポイントです。私は、不安に対する解決策は“勇気”と“好奇心”だと学びました。それは生き方そのものであり、Vansはまさにその精神を体現しています。彼らは私と同じ立場にいてくれる。だからこそ、“Off the Wall”(型破りな精神)を私たちと一緒に体現してくれる多くの人々を迎え入れられることを光栄に思います」

















