Nike が TOMO KOIZUMI とのコラボモデル Air Superfly を発表
スポーツのダイナミズムと劇的なクチュールを融合させたアート作品のようなシューズが誕生
〈Nike(ナイキ)〉が日本のファッションブランド〈TOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)〉を主宰するデザイナー 小泉智貴とタッグを組み、Air Superfly(エア スーパーフライ)の限定版を発表。スポーツのダイナミズムと劇的なクチュールを融合させた特別なモデル Tomo Koizumi Air Superfly(トモ コイズミ エア スーパーフライ)は、9月19日(金)に『DOVER STREET MARKET GINZA(ドーバー ストリートマーケット ギンザ)』および日本国内の一部〈Nike〉取扱店にて発売後、9月20日(土)より世界各地で展開予定だ。価格は23,760円(税込)。
今回のベースとなったのは、ロープロファイルのレーシングシューズとして誕生してから25年を経て、この春にライフスタイル向けに再展開された細身のスポーツウェアモデル Air Superfly。日本の漫画とエリート女性アスリートの両方から着想を受けた小泉は、Air Superflyの中にアートとスポーツの要素を融合させて、パワフルな女性らしさと現代的なイノベーションを大胆に表現した。小泉は今回のデザインについて、「Nike Air Superflyは、アートとスポーツの表現のための美しいキャンバスになります。ランニングから生まれたデザイン、カスタマイズの可能性と、心に訴える素材や色を融合させ、女性がその日の着こなしに合わせて異なる個性を表現できるように、独特かつ履きこなしやすいスタイルを作ることを目指しました」と語る。
アッパーとシュータンのロゴにはレンズのように光の当たり方で色が変化して見える素材を用いる一方で、アウトソールにはマルチカラーのベースに2000年代の陸上スパイクのピンを想起させる緑のドットを配置。ベルクロがついて取り替え可能なスウッシュロゴは、マルチカラーや黒にフリルのついたものなど3つのスタイルが用意され、シューレースも複数から選択できることで、アスリートが自分のスタイルに合わせて好みのボリュームに仕上げることができる。ソックライナーには〈TOMO KOIZUMI〉のロゴを記載し、このモデルが彼の最新のアート作品であることを示している。
〈Nike〉と小泉は、Air Superflyに託した彼のビジョンをさらに表現するべく、同ブランドのアスリートでオリンピック金メダルを3つ、世界チャンピオンの座を10回獲得した短距離走者のシェリー=アン・フレーザー=プライス(Shelly-Ann Fraser-Pryce)、2024年オリンピック100mハードルの金メダリストのマサイ・ラッセル(Masai Russell)と、日本の新進気鋭の短距離選手である青木アリエを起用したキャンペーンも制作。小泉はこの人選について、次のように表現。「シェリー=アンのようなアスリートは、強烈な強さでトップレベルの活躍を見せると同時に、誰に遠慮することなくスタイリッシュに女性らしくあることの意味を再定義しています。彼女たちがスポーツの限界を押し破りつつ、ファッションで自分らしさを表現し、スポーツと自己表現の間にある壁を壊している姿に刺激を受けています」

















